麻布の一問一答FAQ

そもそも塗料って、何?

 2020年7月19日更新

塗料は〇〇でできている!

塗料とは何ぞや?!

今日は、塗料とは何やっちゅう事をやります!

今日は”塗料”について説明したいと思う。
塗料がまず何で出来てるかは前に言った。

石油です。

塗料って液体やん。
塗料ってああいう缶かんに入ってるやろね。
業者が使うのは一斗缶。

ペンキ買いに行って蓋開けたら、ところてんみたいに固体になってる塗料あらへんわな。
水性塗料も溶剤塗料も全部液体や。

塗料は大きく分けたら二つに分ける事ができるよ。”水性”と”溶剤”。
油性の事はシンナーで溶けるものが”油性”。
水で溶けるものが”水性”って言ったよね。

その時に質問出たやん。
『そもそも塗料って何ですか?』

じゃあ何で出来とる。
石油、原油。

そうやけど、樹脂ってあるやん。
塗料ってね、樹脂やん、樹脂。
あの本当の樹脂。

例えば建物を紫外線から守るコーティングをしようと思ったら、塗料か、フィルムか、何がある?・・・石材か。
ここやったら隣の県、岐阜県多治見市、岐阜県笠原、土が取れるから。
タイルとかね、外壁用のタイルとか左官や。

あと何?
材木、昔は羽目板とか張ってね。
そこにコールタールとかね、いろいろ塗って紫外線とか雨水から外壁、屋根を守ってきた。

屋根でもそうや、瓦は全部あれ何で出来ていると思う?
ね!土や。粘土みたいな土、粘土や。

1,200度の窯の中に入れて、焼いて、フニュフニュしとった粘土が焼くと固まるから、その上に釉薬塗って、紫外線とか当たっても強硬にする。
そんなもん1,100度ぐらいの温度で焼けちまったものが50度、60度の太陽の熱にやられるか?
やられへん、やられへん。

色白の人が水着で夏、海水浴行ってみ。
浜辺で日焼けしとったら、何も塗らなかったら火傷するで。
肌真っ赤っかになるやん。
黒人の人がな、かっこええやん。黒人の人がサングラスはめて水着着て歩いとったらかっこええやん。その人が日焼けしても、火傷もせえへんで。

瓦と一緒や。
窯の中で1,000度ぐらいで焼かれた瓦や、強いやん。
ウチが使っとる、なんやった、あれ?レンガのやつ、なんやったっけ。
カルセラもそうやな、カルセラも一回火を通しとるもんで。
そんなもん紫外線の熱、太陽の熱ぐらいでやられへん。
色褪せる事あらへん。

だから昔から煉瓦とかタイルとか、そういうやつは半世紀以上、50年以上長持ちする。
そこに塗装は必要ない。
何で塗装が必要ないのって。

塗装なんか、人工物やから。
人間が勝手に作ったやつだから。
無機、自然の無機質のほうが長持ちする。そういう事だよ。

天然樹脂と合成樹脂

塗料って何やったら液体や、樹脂や。
『塗料=樹脂』、ここまでは皆分かるやん。

じゃあ”樹脂”って何やっちゅう話。
樹脂ってね、大きく分けようか。
これも大きく分けると分かりやすい。二つあるで。

松脂って知っとる?
昔、駄菓子屋行くと松脂っちゅうて、指に付けて、煙がピュー出て、忍者!ってやっとったやろ。
やっとった、昔そういう遊びあったやな。松脂ねっちゃねっちゃしてる。
松脂とかね、什器。
樹脂って言ったら、字の通りや、樹木の脂や。

漆塗りとかある、輪島の漆塗りって有名やん。そうでしょ?
漆の器とか、各家庭に1個ぐらいあると思うよ。
漆塗りのお盆とか。
あれ実にね、漆の什器や。その汁を何回か何回か塗ってね。
輪島の漆塗りなんて、1つの茶碗、お盆、漆の仕上げ、これで仕上がりました。
もう店頭でこれちょっと高いけど、1万円ぐらいで売れますというお椀なんか、あれ、80回塗りやよ。
漆は80回塗って初めて製品になる。
あれも俺に言わせれば樹脂や。

どういう樹脂って、大きく二つに分ける。

一つ、天然樹脂や。天然樹脂。
地球が誕生して、何の機械も、何の化学薬品も入れずに投入せずに、そのまま自然なある樹脂が”天然樹脂”っちゅうね。
ネバネバして引っ付くで。これを樹脂っていう。

もう一つって言うたら天然樹脂の反対や。
人間が石油などから作って、無理やり科学的に、人口的に造った塗料を”合成樹脂”っちゅう。
この二つしかない。

日本で金さえ出したら購入する事ができる塗料は、”天然樹脂”と”合成樹脂”に、顔料っていうけど、色を混ぜたものがあるだけ。
色付けや!色付け道具!

絵具もそうや。
絵具もアクリル樹脂とか、合成樹脂の事をアクリル樹脂っていう。
いわゆる樹脂の中に顔料を入れて。

色を付けるための顔料

あっ、これ言っとかなあかん。

色って顔料から造りますからね。
顔料、『顔』の『料』って書くけども。顔料で色を付けるから。
どうやって色を付けるかって言ったら、顔料でしか色、付かんから!

塗料はこういう風や、液体やん。

ここ、壁あるとしましょう。この壁、今クロスやから白や。
ここを黒にしたい場合、どういう方法がある?
これを黒にしたい訳よ。どういう方法があるか?
これが真っ黒になるまで炭炊く?
これが真っ黒になるまでバーベキューやって汚すっちゅう手段もあるけど、何年やっても足りんやん。
こっちは即座に、明日にでも一瞬にして黒にしたいわけよ。

方法としては黒のクロスを貼る、黒の何かもう着色してあるホームセンターで売ってるパネルを貼る、黒のペンキを塗る。
そう思わん?
黒の布を貼る、黒の折り紙を買ってきてのりで貼る。
もうそのぐらいの事しかないやん。

これ明日までに黒にしとけ!
えっ、方法は?それは君に任すって言ったら、それぐらいしかあらへんやろ。
黒い色を塗るか、黒いものを貼るか。そういう方法しかない。

その中の一つの方法は”塗料”。

ここに塗り付けましょうと。
これを黒にしましょうという方法の中に、塗料が一個あるっちゅうだけ。
そう捉えると分かりやすいでしょう?

それを何で出来とると言ったら”合成樹脂”で出来とる。
“天然樹脂”使うところは今ないから。

天然樹脂ってね、量がね、有限。


限られとるやん、そんなもん。

松脂集めてこいって言ったら、そんな集められるか?
全世界に建物が出来たり、鉄骨が出来たり、橋が出来たり、テレビ塔が出来たりしとるから、メチャクチャな量要るやん。
だからもう、天然樹脂で追いつかない。
量産体制に入る為には、もう世界中の建物をキレイにする為には合成樹脂しかダメだって。
だから石油をもとに人工的に無理やり樹脂を作ろうと。
と、いう事で合成樹脂が出来たわけよ。

合成樹脂ってね、何やって言ったらプラスチックみたいなもんや、ポリや。


ポリウレタン系のプラスチックやん。
その樹脂の種類が資料にいろいろあるわけよ。

この壁を黒にしようと思ったら、塗料を釘で打てって言ったら打てるか?
塗料をビスで打てんよね。塗料は密着やん。
塗料っちゅうのは、樹脂っちゅうのは、松脂ネチャネチャしとるやんけ、ああいう風に、ここ(壁)にビャーっと付けるわけ。
ピャーっと。のりみたいに。

密着!こんだけの面積付けたらこんだけ全部密着するんだよ。
こんだけの面積だけ塗装したら、こんだけの面積が密着するんだよ。

だから、よく防水工事でもあるやろ。密着工法って。
密着工法っちゅうのは、もう素地と上から塗るもの。
間に空間作りませんって。
ビタッ!と密着しますというのが、これが樹脂の役目。

この動画見とる人が、もし、主婦やとしたら主婦にも分かりやすく説明したい。
ペンキってね、いわゆる塗料って何やって言ったら”のり”なんやわな。のり。
そののりの種類が沢山ありますよっていう。

糊(のり)と顔料の相性で決まる!

のりの種類の中にフッ素樹脂、シリコン樹脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂っていろいろあるわけよ。

全部、欠点と長所がある。

何もウチはアクリルとウレタン使うなって言ってるんじゃないの、アクリルとウレタンが悪いわけじゃない。
アクリルでもメチャクチャいいよ。
メチャクチャいいよ、アクリルって。
ウレタンもメチャクチャいい。
それは全部”のり”や。

ただ、のりは色が付けないから。そののりの中に顔料で赤にしたい人は赤を入れる。
俺はここ(壁を)黒にせいって言ったからね。
黒の顔料をのりで混ぜて、のりと一緒に密着。
全面密着やで。

釘使えんから、液体はビス使えんから。
そのままローラーか、刷毛で密着する。
で、乾いたら黒になるやん。

何で乾くのって言ったら、塗料が液体なのは、その中にシンナーか水で薄めてるから。
密封してあるやん、固まらないように。
それをブチューっと蓋開けて密着する事によって酸素と触れ合うやん。
水って、ここに水こぼしたら一週間もせんうちになくなるやん。
何でって言ったら蒸発するからやん。

塗料ビャーって塗ったら水やけど、水というか液体やけど、触ったら付くわ。
だけど、そのうち指に付かんようなる。

何でって言ったら毛細管現象で水分がビャーっと蒸発するわけよ。
床に水こぼしたら、そのうち無くなるのと一緒で水が取られるから。
気体になって蒸発するから。
そうしたら顔料と樹脂しか残らんようになるから。

シンナーとか水は一気に蒸発するから。
(それで壁に密着した塗料が)固体になるやん。
で、色が付くという、そういうシステムや。

わかるかな?

だから俺達はお客さんに”のり”を売っとるわけよ。
”のり”を選択してもらっとるわけよ。

ここ、ウレタンというのりはやめましょうって。
いや、ここはやっぱりシリコンというのりを使ったほうがいいですよ。

何で?
そっちのほうが良く引っ付きますよ。
そっちのほうが、顔料が、のりとの相性があるからね。
相性がある、相性もあるから。

『シリコンのほうがいいです。』『いやいや、フッ素にしましょうよ。』ってこういう風になるわけ。
顔料と合う合わんのりがある。

例えばね、エポキシあるやん。エポキシって有名やな。

例えば、ホームセンター行って、一番よく引っ付くボンドくれって言ったら、多分エポキシ持ってくるわ。
A液とB液と、なんか歯磨き粉のチューブみたいなやつから出して2つを混ぜた、ウンコみたいにして。
ウンコやないぞ、ウンコみたいなって言っただけで(笑)

ウンコやないけど、それをヘラで石でもガラスでも何でもええ。
ピャーっと付けて、ビューンと貼ったら、もうメチャクチャ引っ付くわ。
もう取れへん。

それぐらいエポキシっていう、エポキシ樹脂というのりはメチャクチャ性能がいいわけよ。
だったらエポキシ使えばいいやんけ、建物の上塗り。

でもエポキシは、俺に言わせれば最高峰ののりなんだけど、顔料と相性が悪いわけよ。
あまりにも硬すぎて、あまりにも硬度すぎて、顔料をあまり受け付けへん。

『おっ、顔料君か。君みたいな程度の低いやつが俺に近寄ってくるな』っちゅう感じや。
だからエポキシに顔料入れて、上塗りの塗料にすると、結構ね、紫外線が当たると青を塗ったら水色に変色しちゃう。
黒を塗ったらグレーにすぐ変色する。

えっ!エポキシなのかよって。エポキシでもかよって、そうなる。
顔料と相性が悪い。

だから、エポキシの上塗り材なんて言ったら、大抵、床材しかないわ。
床ってフォークリフトが走ったり、人が走ったり、傷つきやすいやん、外壁よりも。
だから丈夫な塗料しかあかんからエポキシにするんだけど、エポキシというのりを使うんだけど、顔料と相性が悪いから、外では塗るなよって。

外で、エポキシやからいいと思って床をエポキシの塗料で塗ると、一瞬で色飛ぶで。
一年持たん、丈夫だけど。
だから屋根の付いた室内ならええよっていう。

エポキシの上塗りっていうのは、多分やよ、室内用しかないわ、外では使えん。
だから人様の家を、外壁とか長持ちさせようと思ったら、俺はその事を知っとるから、最高ののり、エポキシを使いたいと思っとるけど、顔料と色が合わん。
家が透明でいいというお客さんなんかおらへんから。だからエポキシ使えない。

でもウチは屋根壁、一応下塗りは全部エポキシやわな。
そういう事を知っとるからや。

もう、とにかくウチは下塗り、問答無用でエポキシ使えって、エポキシ以外はウチは下塗りに使うなよって言っとるやろ?
これが所以や。

でもエポキシものりや。のりの話をしとるわけ。

お客さん、何ののり選びますかって。
ウチは赤色にしたい。
赤色にしたいという人に、赤色にする為に、その顔料だけでは引っ付かんからのりを探してこなあかん。
そののりの種類がアクリルであり、ウレタンであり、フッ素であり、そうなるわけよ。
そういう事。

合成樹脂っちゅうのは何って言ったら、ポリマ。
いわゆる・・・詳しい事はまた今度やろうか。

今日はのりの種類で。

塗料の役割とは・・・?

合成樹脂っちゅうのは人工的に、無理やり樹脂をくっ付けて、そこに顔料を突っ込んで、のりの種類として壁に密着させるものが生まれたというのがペンキの、塗料なんです。

だから我々が塗料を売っとるのは、のりを売っとると思わなあかん。

黒色欲しい人、赤色欲しい人、ピンク色欲しい人、千差万別やん。

でもピンクを提供してあげるのに、なにでピンクを、この壁に表現してあげようか、という時にのりが要るという事。
そののりが塗料なんです。

だから丈夫なのりを使えば剥がれにくいよね。違う?
おぞい(良くない)のり使って、剥がれやすいわな。
そういう事なんです。
密着する為、”密着工法”とか。密着の反対は何やって言ったら”絶縁工法”、密着させんよと。
素地と、今回の上に装飾する間には空間があるよ、空気層があるよ。ここは引っ付いとらんよ。

親が子供に『お前は俺の言う事聞かんで。絶縁だ!』って言うやん。
ヤクザの親分が子分に対して『お前、絶縁だ!』って言うやん。
これは俺とお前との縁を切ろうっちゅう事。引っ付くなという事。
これを”絶縁”。
その反対は”密着”。

仲いい夫婦が密着するやん。愛する子供と母親が密着するやん。
密着する事によって、こういう素地に俺達は色を付けていくというのが塗料です。

顔料にも色々あるけど。

まずは俺達は何を売っとるって言ったら、接着剤やな。

接着剤の中に顔料を入れてやる。
いろんな色を欲しいという人がおるから。

信号機でもそうや。黄色と青と赤で識別しとるんですよ。
音が聞こえん人でも、その色を見たら進んでええねやなって思うから、そういう識別は人間、大事なんや。
識別する為に色彩が大事やと。
でも、ここを黄色にする為にはどうしたらええって。
黄色のものを打ち付けるか、黄色のものを貼るか、黄色のものを付けるか。
そういう手段しかないから。

じゃあ、その中の1つの手段として塗料というものを社会が編み出したんだよ。

社会に色を付ける為に出来た手段が”塗料”なんです。

合成樹脂という樹脂を、ネチャネチャののりを開発した。これを塗料だと思ってください。
だから塗料に良い悪いは色々あるもんで、皆迷うだけっちゅう事だよね。

その良い悪いについては、今度やるか?
じゃあ。とにかくのりだと思ってくれれば分かりやすいと思うよ。

塗料は何ですか?
って言ったら、外壁とか、外壁のみならず鉄部とか、信号機とか、橋とか、床とか、ありとあらゆるものにカラフルに色を付けなければならない時に、色を付ける為の1つの手段としてありますと。

それは”密着工法”。
べた塗りっちゅうやつやな。

こう(波型)なっとるとこは、こうなりに。
角になってるとこは角度が付いているなりに。

液体やから。
もうアメーバのように液体やから、どういう形状にもなるやん。

いっぺん、それを覆い被さったら水分だけ蒸発したら、そのままの形になるよって。
便利や。

パイプの中とか色付けようと思ったら、なかなかクロス貼れんで。
パイプの中、奥のほうはどうやって貼るんやクロス。貼れへん。
そういう場合に液体を流し込んで、周りにこうやって付けて、乾いたら全部被膜になるよっていう。液体やったら便利やん。
それを塗料に置き換えただけ。

私達は、そういう種類をお客様にご提供しとると。そういうメカニズムやから。
顔料と、そののりは相性が合うのか合わんのかという事も大事にしていかなあかん。
顔料が衰えただけで樹脂は残ってるから、まだ大丈夫ですよというアドバイスもあるし。

いやいや、色はまだハッキリしとるけどものりがもうグジュグジュなってますよ、という指摘もあるかもわからんし。
この樹脂の破壊というのは、ほぼほぼ無いね。
よく『次なる塗り替えの目安』が、外壁ビャーと触ったら指真っ白くなりました、チョーキングっちゅうけど、白亜化っちゅうけど、あれ何って言ったら、樹脂の破壊ではない。顔料の破壊や。

それそのものが、もう塗り替えないとやばいよっちゅう事ではない。

あんなもん、あまり気にする必要はない。

まぁ、色の事についても、俺よりやるけども、今日はペンキっちゅうのは”のり”ですよ。
そののりにも良い悪い、適材適所の種類があって。
そこにフッ素のり、シリコンのり、ウレタンのり、アクリルのり、いろいろ様々ありますよ。
そこに顔料を付けて色を付けるんですよ。
密着工法ですよ。

液体やけども、水分とか全部気化したら色として残りますよ。
もう乾いたら手で触っても付きませんよ。

こういうのを使って、世にキレイな色を付けとる会社がペンキ屋です。塗装会社や。
だから我々は、社会にのりでもって色を付けてあげる。

そういう尊い仕事をやってるという事や。
じゃあ今日はこの辺で終わりましょう。ありがとうございました!