すぐに塗装をしないといけない!と言われました。本当ですか?
2020年7月19日更新
不景気になるほど増える、営業
ペンキ屋としてのアドバイスです。
外壁の塗装だけは、コロナで景気が悪くなればなるほど、リフォームの営業マンは怒涛の営業するよ。
⾸切られる前に固定給なし、「今コロナやぞ、固定給なんて払えるわけないやんけ」と「固定給ゼロ」「完全歩合給」って全部⾔われるから。
そうなるとその⼈たまらんやん。
奥さんに給料渡さなあかんやん、⼦供学校に⾏かせなあかんやん。
どうするのって⾔ったら、必死に働くよ。
めちゃくちゃ営業するよ。
営業職のプロが怒涛の営業する。
⽞関に⾜突っ込んで、契約取れるまで帰らんとかね。
夜の 20〜21 時でもインターホン押す営業マン増えてくると思う。
なんでかと⾔うと、不景気になればなるほどそうだから。
不景気になればなるほど広告チラシが多くなるのと⼀緒。
必死で仕事取りに⾏く。
そういう時に、いろんな塗装の営業マンが、いろんな家を回るからやむを得ず、塗装せざるを得なくなる場合もある。
そういうところは塗装⼯事始める。
なんでといったら不景気になればなるほど、営業マンの⼈が、怒涛の如く、死に物狂いで営業するから、かろうじて仕事が取れる。
塗装の営業マンも⼀緒だし、塗装やってる⼈間も⼀緒なんだけど、全部がそうやって厳しい時代、もう今年はジャブみたいなもんですから。
来年ですよ、来年ほんと不景気になる。みんな家庭で家族会議したほうがいいよ。
来年必ず不景気になる。
そういう時どうするのっていったら、収⼊が減るんやで、⽀出を減らさなあかんやん。
普通で考えたらそうやん。
ところが収⼊減るのに、毎⽉の保険料・毎⽉の塾のお⾦・⽣命保険や電気代・賃貸に住んでいれば賃料、賃料変わらんからね、不景気になろうが何しようが。
毎⽇コーヒー屋に⾏くルーティーンのある⼈は毎朝コーヒー⾏くやろ。
ところが、そういう物は⼈っていうのは傾向性があって、固定費、毎⽉払ってる固定費から削るわけよ。
新聞業界はただでさえやばいのにコロナで来年くらいから新聞、かろうじて 50〜70 代ぐらいの⼈が新聞取っといてくれるんやろ。
新聞も多分やめる⼈多くなるよ。
3,000 円くらいやけども、やっぱり 3,000 円でも、毎⽉新聞代をもうやめようと、花を習ってた⼈も習い事もやめようと、⼦供そろばん塾に⾏かせてたけどそろばんもやめさせようと。
娘ピアノ⾏っていたけどそれもやめようと。
固定経費から削る。
固定経費から削るに決まっとるやん。収⼊が減るわけやもん。
究極は⽣命保険やね。
パパが 1 万 8 千円、私が 1 万 5 千円、⼦供が 6 千円。毎⽉ 3 万 9 千円の出費これどうしよう、⾦がなかったらしゃあないもんね、それも削るやん。
そうやってやりくりしてくんやで、みんな。
そんな中、精神的にやられてしまって、我が家にペンキを塗るっちゅうことを、リフォームローンがありますからね。
⼀⽉ 2 万 9 千円でええから塗ったらどうやんって、頭⾦なし⼀⽉ 2 万 9 千円ってあるやん。
それだったらペンキ塗ろうか、ここまでうるさいなら、これで私の精神落ち着くならペンキ塗ろうかって、こうなるやん。
ところが、固定経費を抑えて、なんとか苦しさを乗り越えようとしていう時に、家の塗装で毎⽉の⽀払い増えたらどう思いますか?
ペンキは塗らなくても死なない!
⿇布の社⻑としてこう⾔いたい、「コロナで⼤変な時は、塗装はやったらあかん」。
毎⽉の⽀払いを減らす苦労は本当にわかります。
そういう時に屋根と壁を塗装することなんて、ローン組んで塗装やったらあかん。
来年 1 年は必ず、コロナで苦しい1年が必ず来ますから。
皆さん来年1年はペンキ塗らないでくださいっていうのが俺の考え。
ペンキ塗るぐらいの⾦がある⼈は必ずいますから。
今やと。そういうお客さんは別ですよ。
俺はそういうお客さんも⾒とるけど、全体⾒とるからこういう話になるだけで、今ペンキ屋に、多分今ペンキ屋もそん なに忙しくないやろ。
今ペンキ屋に仕事頼んだら、通常よりもちょっと割安で塗ってくれるんじゃないかっちゅう、いわゆる塗装チャンスや。
塗装チャンスに、よし今やっていう。
塗装するぐらいのお⾦はあるわっていう家の⽅は、今やるのがチャンス。
来年やるのがチャンス。
でもホントに旦那さんがリストラにあったり、そうやって収⼊が減ったご家庭のことを俺は⾔っとる。
そういうところは無理してペンキを塗る必要はない。
なぜならばありとあらゆる業者が、ペンキ塗らんとこの家やばくなるよって脅してくる。
ペンキ屋の社⻑が⾔うんだから間違いない。
ペンキなんか 3〜4年遅れて塗っても、全然へっちゃら。
だって、今下塗りがめっちゃよくなってる。
⽇本も今、新築が減って、改修⼯事の⽅が供給⾼増えたからね。
それによって下塗り剤とか、接着剤とか改修⼯事で使うシール材全てにおいて、めちゃくちゃよくなっとるから。
多少塗り替えが遅れてもへっちゃら。
何回も⾔うけど、屋根壁塗装しなくても死にはせんよ。
それだけは⾔っといて。ペンキ塗らないから⾵呂沸かすことができないとか、蛇⼝ひねったら⽔道出ないとか、エアコンつけたら暖まらない床暖房使えないとか、そんなのだったら別だよ。
ペンキ塗らなかったら、リスクが多ければ話は別だよ。
ペンキなんか塗らなくても家族全員、仲良く⽣活できるし、美味しくご飯作れば美味しく⾷べれるし、熱いもん⾷べれば熱いまんまやし、蛇⼝ひねれば⽔出るし。
だから慌てるなということを⾔いたい。
⼼配してるのは、コロナで不景気になると怒涛の営業をしますから、みんな。怒涛の営業に負けて、耐え忍ばないかん⼤切な時に、塗装⼯事にわざわざお⾦を使う必要がないですよってこと。
余裕がある⼈は使ってください。
今苦しいっていう時耐えに耐えて⾊んな削減をしてる時は、塗装は眼中から外してください。
私が安⼼させます。
2〜3年塗装が遅れようが、何ともないですから。
何のリスクも背負いません。
それだけ断⾔しておく。
ペンキなんか塗らんでも死にはせん。
苦しい時は何度でも繰り返しますけど、そんなに慌てて塗る必要ない。
好景気になってから塗ればいいし、旦那さんの再就職が決まったり、奥さんの再パート先が決まったりして、また元通りに収⼊が増えた時にローンを使ってね、塗装⼯事とか⾊々やればいい。
その時に 6〜8 年塗装⼯事する時期を遅らそうが、絶対、⼯事する時に差し⽀えはございません。
なぜならば、それぐらい改修⼯事の道具もよくなってる、材料もよくなってる。
接着剤・下塗り・プライマー、全部良くなってるから。
もうこれメーカさんのおかげやね。
何にも恐れることなかれ。
ペンキなんか塗らんでも死にはせんってことです。