外壁・屋根の塗り替え時期とは?
2020年7月19日更新
塗装で建物をグレードアップ!
なぜ塗装が必要かということは、理解してくれましたね?
まずは建物の延命措置、それから美観確保、向上。
新築で建てました~がゼロ。
だんだん外壁が汚くなってきました〜はマイナス。
マイナスをよっこいしょっとゼロに戻す⼯事をリペア⼯事と⾔います。
リペア⼯事なんて何の価値もない。
扉が壊れました、元の扉に取り替えます〜、どっかに傷がつきました、傷を直します〜。
グレードアップしとらんやん。
マイナスになったものをゼロによっこいしょって戻すだけだから。
これをリペア⼯事っていう。
リペア⼯事も⼤事なんですよ、リペア⼯事を⾺⿅にしてるんじゃない。
ただリペア⼯事には、付加価値というか価値はつかないよ。
だから俺たちのやってるのは、もっとグレードアップした、「改修」。
プラスマイナスにゼロに戻すどころか、さらにプラスになりましょうと。
10 年しか持たないペンキ塗って、新築塗ったんだけども、それが古くなってきてマイナスになった。
また 10 年しか持たないペンキ塗ってプラスマイナスゼロに戻すよりも、今度は 15 年持つ塗料塗って、しかもペンキ塗っただけで、ストーブがよく利く、クーラーがよく効く、そういう効能のある機能性塗料塗った⽅が、どうせ⾊つけるなら、そっちの⽅が得やんか。
っていうのを「グレードアップ」。
漢字にすると、「改修⼯事」っていう⾔葉を使う。
もともとあったのをさらに良くしましょう。
我々リフォーム屋は、そういう考え⽅が必要だということですね。
間違った塗り替えの時期とは・・・
あと塗り替えの時期。
他の業者は、築 10 年で塗れ〜とか⾔わへん?綺麗でも。
築 10 年で塗ったら早くないか?
第⼀線で営業やってる時は 5 分の1のお客さんには、どこを塗るんですか?って。
こんな美しい家なぜ塗装するんですか?って。
⼀⽣懸命化粧した⼥性に、もう⼀回化粧せいって話や。
えっこれ私すっぴんじゃない、充分、化粧しましたって、化粧終わったのにもう⼀回化粧して来いって化粧したら、厚化粧にならへんか?それと⼀緒。
綺麗な家を塗る必要はない。
⼀番のネックは、築年数で塗替えを決めること。
判断基準を築年数に持ってくる⼈。
これ間違いです。
築 10 年で塗り替えるなんて、まだ早いでしょ。
築 10 年で遅いところもあるよ、海沿いの家とかね。
築5、6 年で屋根壁ボロボロになってきたのに、「まだ6年だから⼤丈夫」何が⼤丈夫や。
浜⾵きとるやんけ、塩害がきとるやんけ。
今築 4 年だけど建物⾒てみいと、ボロボロやんけ。
今やらないと延命措置できないよって。
築10年でも遅い時もある。
でも、築10年ではほとんどの家は早い。
築10年で塗るのはもったいない。
じゃあどうするかって話。
その次に多いのは消費税。
俺がペンキ屋始めた頃は消費税ゼロだった。
それが3%なって 5%なって。5%から8%になる時は 1 番多かった。
俺その時第⼀線でやってた、お客さんとこ⾏った、⿇布さん⾒積もりして欲しいって⾔う。
「なんでですか?塗る必要ないですよ」って⾔ったら、
「いや〜おう消費税上がるから、8%に上がる前に塗りたいんです。」ってこうきた。
まぁそれも⼀つのニーズ、お客さんのニーズだから仕⽅がない。
たった 3%の違いだけど、俺に⾔わせれば 3%も違う。
これ10億円の品物買ってみ、10 億円の⼟地買ったら 10 億 5 千万払わなあかんのか 10 億8千万払わなあかんのかの違いやで、3 千万の違いがあったらさ、3 千万で何買える?結構買えるよね?
だから、それもわかる、わかるけども、ペンキ塗らなくても死なないやん。
だから消費税が上がると⾔う理由で家を塗り替えるのも、やっぱりあかん。
そこは⿇布として、⿇布にとってはビジネスチャンス。
今まさに⿇布さんペンキ塗ってくれって⾔って、嬉しいやん。
仕事が⼊ることは嬉しいけども、それでもやっぱりそこにいるお客さんのことを考えると、お客さんにはアドバイスしたい。
怒ってくる⼈もいるかも知れん、お客さんを怒らせたらあかんよ。
だからあらかじめ、合意をもらう。
私が今から何しゃべっても、絶対怒らずに聞いてくださいよって俺が前置きした後に、
いいですか?消費税率で塗り替えの時期を決めないでください。築年数で塗り替えの時期を決めないでください。
そうでしょ。俺たちはそうやって営業してきた。
営業というかアドバイスしてきた。プロだから。
いつ塗り替えするんですか、家を⾒て決めてください。
塗り替えの時期いつですか?ってよく質問もらうけど、⼤切なのは”家を⾒て決めてください”
決して消費税率を⾒て決めないでください。
決して築年数の数字を⾒て決めないでください。
家を⾒て決めましょう。
塗り替えは家の〇〇〇を見て決める!?
うちは塗り替え専⾨店だから、なぜゆえ塗り替え専⾨店なのって、その塗り替え専⾨店って⾃負する故は沢⼭ある。
その中の⼀つで「塗替えを決める時は、南⾯で決める」。
建物っていうのは、やっぱり南⾯から劣化しますから。
なんで南から劣化するか、紫外線や。
だって屋根は全部”⽇向”やん。
下降りないと、屋根の上どこ⾏っても”⽇向”。
でも家の場合は、南⾯が光当たっていれば、北⾯いけば⽇陰。
北⾯が⽇当たっとる時は、まぁ⻄⽇やな。
⻄⽇が当たっとる時は南⾯”⽇陰”。
屋根だけはずーっと⽇が当たってるけど、壁は⽇が当たっても”⽇陰”の所もあるから、壁より屋根のほうが劣化が早い。
これは紫外線、紫外線が述べ、何時間当たったかの蓄積。
塗り替えは、じゃあ外壁は、東⻄南北の家ほとんどやもんね。
あんまり⼋⾓形の家⾒たことないよね?
四⾓形でいうと、南⾯から劣化はする。
そうすると、南⾯を⾒て塗り替えするかどうかを決める。
塗り替えする時期は建物を⾒て決めてください、というのが第⼀条件。
塗り替えの時期はいつですか?建物を⾒て決めてください。
建物、それぞれです。
病院⾏ってもそうやん。
ゴホゴホ咳をしても、⾵邪ですねなんかない。
体を⾒て、⾎液・⾎圧を⾒てレントゲン撮って診断する訳。
やっぱり診断してから塗装をしたほうがいいのか、まだいいのか、しなくていいのかと⾔うこと。
まず塗装の時期っていうのは、まず第⼀条件「家を⾒て決めてください」。
築10年で遅いとこもあるし、⼤部分は築10年では早いと⾔っておこう。
こうやっていっても過⾔ではないでしょう。
築10年で塗っといたらもったいないよね。 最低15年までは引っ張ったほうがいい。 15年過ぎれば、俺たちもまだ早いですよということはないよね。
精神的に病む時が塗り替えの時期!?
あとはね、⿇布流にいうと、塗り替えの時期っていつですか?
あなたがもう塗り替えしないと精神的に病む時ですよ。
同じ時期に家を建てました、同じ時期にみなさん引っ越ししてきました。
隣近所とも仲がいいです。
ママ友になって、近所付き合いがいいと。
左隣の家も塗って、右隣の⼈もペンキ塗りました、裏の⼈もペンキ塗りました。
どうなる?私もそろそろ塗らなあかんって思うやん。
いつまでも塗らなかったら、何⾔われるかわからん。
精神的に圧迫されるやん。
私は先⽴つものないのよなんて⾔える?なかなか⾔いにくい。
だから精神的に圧迫される。
あとは営業マン。
「お宅のペンキどうですか?もう塗らないとですよ」
「もう塗らないとグジュグジュになっちゃうよ」
とか「不安商法」っていうけど、営業マンはそういうこと⾔うやん。
それが続いたら精神やられへんか?
かわいそうに、まだ塗らんでもいいのに⾔われたらね?
ペンキ塗ったらあの⼈たちが来ないと思うからペンキ塗ろうと、そうなっちゃうのよ。
何物にも変えがたい。
俺もいろいろ塗装業界携わってきたけど、塗装業界 50 代までずっとやってきたけど、⼈はなんで塗り替えするか考えたことある?
俺考えたことある、いろんな理由みんなそれぞれ⾔うわ。
もっと掘り下げていくと、⼈は幸せに暮らしたいから塗り替えをする。
幸せになりたいから、幸せに暮らしたいから皆さん塗装するんですよ。
こんなこと⾔ったらあれだけど、めっちゃ夫婦仲が悪いことなんか塗装せえへんやん。
やっぱり健康で夫婦仲も良くて、おじいちゃんおばあちゃんと⼀緒に暮らして家族仲いい、おじいちゃんおばあちゃんと別に暮らしとるけども実家とも仲がいい、そういう⼈が塗装する。
そういう⼈が圧倒的に多いよ。
なんでかっていうとそういう⼈が幸せに暮らしてるから。
今後も幸せに暮らしたいから。
⾃分たちの家族を守ってくれる、⾬⾵から守ってくれる夢のマイホーム。やっぱり労るやん。
家が汚くても、へっちゃらな⼈もおるで。
へっちゃらな所で「塗装やりませんか」っていっても絶対やる気ないから。
感覚が違う。
⼈間ていうのは、幸せに暮らしたいから、外壁の塗装をする。
だからそういう⼈に、塗装する時期いつですかって⾔ったら、精神的に、奥さんが周りからわーわー⾔われて、⼼が病みそうになった時が塗り替えの時期。
あとは家族がね、それぞれ⾃分たちの価値観で、俺たちを守ってくれるこの家を、そろそろコーティングしないとあかんやろって、なんであそこ塗ったのにもう⾊ハゲとるやんけ、だからちょっとここで改修⼯事してあげなあかんなと、化粧直ししてあげようかと。
化粧直しすれば⼦供も喜ぶし、街の美観も協⼒することになるし、じゃあ塗装しようとこうなるわけよ。
だから⼈々は幸せになるための塗装をすると。
だから塗装する時期はいつですかっていったら、やっぱり⾃分たちが納得して、家を守りたいと、健気に欲した時に塗るのが時期です。
決して、消費税率とか築年数で塗り替えを決めないでください。
そこに家はあらへん、家を⾒た判断じゃないってこと。
家を⾒て決めてください。
これが⿇布流の塗り替えの時期の考え⽅です。
今後も⿇布に⾒積もりもらってもね、現場⾏ってもさ、まだええやろってところはまだええやろって⾔いましょう。
これがプロとしてのアドバイスだと思う。
喉から⼿がでるほど仕事が欲しいって顔しててもグッと堪えて、まだいいです、まだ塗らないほうがいいですって。
そうやってアドバイスして帰ってきてください。
それがお客さんのためになると思います。
とにかく塗り替えをする時期、家を⾒て決めてください。
築年数、消費税、⼀切関係ありませんから。
家の塗り替えはその家を⾒て、そこに住んでらっしゃる⽅が円満に気分よく決めてください。