付帯部塗装
2020年10月15日更新

お家の塗り替えで大切な箇所は、外壁・屋根以外もあります。
しかし、みんな、ここをあまりこだわらない。
大事な箇所なのに無頓着な方が多い。
一般的に【付帯部】とは
■破風&鼻隠し
■雨樋
■水切り各種
■幕板
■雨戸&戸袋
■配管等
■シャッタ-BOX …等を指します。
想像してみてください。壁はきれいだけど、雨戸の塗膜がはがれている状態。
どうですか?外壁がきれいなままであればあるほど、この雨戸の劣化は、目立つはずです。
大切なマイホ-ムの塗り替えは、「外壁」と「付帯部」と「屋根」と「シ-ル」の【ト-タルバランス】で考えなければならないのです。
破風板・鼻隠し・破風板は塗装だけではダメな場合もある
破風板や鼻隠しは、塗装の劣化が早い箇所でもあります。
ここが塗膜がはがれてくると、非常に見栄えが悪い。
さらに、劣化が進むと、剥がれ落ちてくることもあります。
破風板や鼻隠しは、劣化状況によって、塗装でできる場合と、劣化が進行している場合はカバー工法か、破風板を取り換える方法をご提案しています。
軒天の素材は「ケイ酸カルシウム板」が多く、外壁と屋根にどんな塗料をご選択されても「カオチン系アクリル樹脂塗料」の仕様となります。
ケンエースやノキコートなどが、代表的な塗料です。
また、軒裏の「結露防止」の為、「静電接着」をお薦めしております。
雨戸、水切り、雨どいなどの付帯部はフッ素で塗装
麻布の『外壁塗装現場』は、外壁を何で塗ろうが、『付帯部』だけは全て4Fフッ素です。
軒天井だけは機能性の問題で『カチオン系アクリル樹脂』を使いますが、雨戸、戸ぶくろ、破風、鼻かくし、幕板、雨樋、水切り、配管、見切り、ひさし等、全て4Fフッ素共通です。
弊社及び私個人の『安心』を確保するためにそうしました。
もう一つ理由があります。それは『お家』自体の全体のバランスを考えるからなんです。
外壁がまだ再塗装が必要でない段階でも、付帯部がボロボロでは、その為に、またも足場をかけて、付帯部だけ再塗装するなんて、それこそ、『もったいない』じゃないですか。
ですから、そんなことが無いように、付帯部は基本的に4Fフッ素を使用しております。